温暖化とともに生きるライフスタイル

2012年10月31日

温暖化とともに生きるライフスタイル
大型ハリケーン「サンディ」で、米オバマ大統領は「大規模災害」を発令しました。
気候変動はすでに始まっています。

5月、気象庁は、二酸化炭素の大気中の濃度を観測する岩手県の新船渡で、今年3月、4月の濃度が400.2ppmと、400ppmを超えたことを発表しました。

400ppmはIPCCが2℃上昇の閾値としている値です。
気象庁は、数年のうちに世界の濃度が400ppmを超えると予測しました。

1.5℃上昇は、自然が再生出来なくなる閾値
2℃上昇は、人間が適応出来なくなる閾値

後戻りのできないティッピングポイント(融解点)と考えられます。

これから、感染症の拡大と、食糧問題が心配です。

グリーンワークは、
1.感染症の拡大  風疹や、RSウイルスの大流行で、すでに感染症の拡大は始っています。
温暖化時計(自然が再生出来なくなる過程の観察と保護)活動をとおして、生物多様性が感染症の拡大にバランスがとれると考えています。
新野洲病院も、感染症への備えをしていただきたいです。

2.食糧問題  円高で気づきませんが、穀物価格の高騰が続いています。
コミュニティガーデンでの自産自消は、サツマイモ栽培につづき、2月は手前味噌作りをします。
気候変動で、飢餓が起これば、中国の内戦など気候戦争が発生すると考えられています。
一旦、戦争が起これば、COPなどそれまでの国際条約は用をなさなくなります。

それ自体食べることが出来ない貨幣は、革命的にその価値を失います。
温暖化は、既得権を守る保守とその経済をリセットします。

温暖化も、原子力災害と同じで、安全神話です。
国民は情報が制限され、誘導されています。
米大統領選では、温暖化問題が争点になっています。

経団連と基幹労連が全国紙の全面広告で国民に問うた「経済的豊かさを捨てられますか?」の功利主義のマインドコントロールから覚めなければ、温暖化とともに生きるライフスタイルはありません。

海面上昇がおこる沿岸都市に投資するより、都市の浪費を止めることが必要なことを、ニューヨークを直撃したハリケーン「サンディ」は教えています。
エネルギー問題と、温暖化問題は似て非なるものです。
野田総理は国会答弁で、安部自民党党首に高高度石炭火力発電答弁をしていますし、すでに始まっている温暖化は止められません。



Posted by グリーンワーク at 18:54│Comments(0)
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