環境省発表/2007年度の温室効果ガス排出量

2009年05月01日

各国政府は、気候変動に関する国際連合枠組条約第4条及び同京都議定書第7条に基づき、温室効果ガスの排出量等の目録を作成し、条約事務局に提出することとされています。また、条約の国内措置を定めた地球温暖化対策の推進に関する法律第7条において、政府は、毎年、我が国における温室効果ガスの排出量及び吸収量を算定し、公表することとされています。
 これらの規定に基づき、平成19年度の温室効果ガス排出量等を算定した結果は、温室効果ガスの総排出量は二酸化炭素に換算して約13億7,400万トンでした。これは、平成18年度の値(約13億4,200万トン)と比較して約2.4% (約3,200万トン) の増加で、京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年、HFCs、PFCs、SF6は1995年)の総排出量(約12億6,100万トン)と比較すると、約9.0%上回る値でした。あわせて、京都議定書に基づく吸収源活動の排出・吸収量を算定した結果、平成19年度は約4,070万トン(うち森林4,000万トン、都市緑化等70万トン)の吸収となりました。これは、基準年総排出量の約3.2%に相当します。



Posted by グリーンワーク at 22:01│Comments(0)
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