この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。

Posted by 滋賀咲くブログ at

温暖化時計

2009年09月30日

水面に映る観月や、虫の音を愛でる文化は、日本固有だ。
かつて、日本人は虫の音を聞きわけ、虫の知らせを感知できた。
しかし、現代人の多くは身近な自然に関心を払わなくなった。
21世紀の日本人は、空調の密閉空間で、清潔な暮らしを好むようなり、固有文化も忘れてしまった。

地球照で、新月の周りがほのかに輝くことを、多くの現代人は知らない。
昔の人は、地球でも、月でもない、別の世界だと想像していた。

空は、天と地の間。
空しい場所のはずだった。
21世紀の地球は、温室効果ガスで、すっぽりと覆われている。
地球照で、新月の周りがぼんやりと輝いている。
地表で反射した太陽光が月にまで達し、その光がさらに月面で反射され、再度地球にまで戻ってくる現象が、地球温暖化ではっきりと見えるようになってきた。

シャーマンが見ている宇宙は、回光だ。
彼女は、伝えたいことがあった。

教授から、メールが届いていた。
「私たちは、どこにいるのか?」
「ここから、抜け出せない。」
死者が猛烈な勢いで増えている。
「暴力では、なにも解決できない。」
閉鎖都市で、何かが起こっていた。

「彼は、生還できる。」と、シャーマンは言った。




Posted by グリーンワーク at 19:35 Comments( 0 )

温暖化時計

2009年09月27日

政府の温室効果ガス25%削減は、「失業者120万人、国民の負担190兆円」時代だと、ジャーナリストの櫻井よしこは試算し、鳩山イニシアに「世界は、ほくそ笑む。」と酷評している。

今、温暖化対策は、大量生産・大量消費に大打撃を与えようとしている。
産業と都市の浪費は、壊滅すると心配している。
(人間活動起源の)『温暖化』は、経済に原因があるから、経済をリセットする。
だから、子供たちの未来を、経済で語ることは、やめよう。
それは、大人の心配だから。
なぜなら、経済活動は、人間活動の一部に過ぎない。

かつて来た道だ。
近衛内閣は中国侵略後に停戦や和平のチャンスがあったのに、ことごとく見逃し、太平洋戦争へと突入して行った。
そして、子供たちを兵士に巻き込んで行った。
戦争は、敗戦で、終わる。
地球温暖化は、今すぐに、温室効果ガス排出を0にしても、200年以上続く。
地球温暖化は、地球をリセットする。
日本は、京都議定書以降の10年間に、人間が適応出来なくなる2℃上昇を回避できるチャンスを、『密約』を盾に、ことごとく見送って来た。
理由は、櫻井氏が語っている。

手遅れと言われても、経済も、戦争も、人間活動以上に肥大化させることは、危険だ。
外交や、経済利害対立で、言い争う時代は、終わった。

占い師は、AFS留学生だった。
アメリカン・フィールド・サービスは、戦時中に傷病兵を救助した米野戦奉仕団から生まれた。
彼女の原風景だ。
彼女は、キャノンである前に、その体験を活かそうと考えていた。
キャノンも、彼女のMBAのキャリアだけでなく、彼女の原体験が必要だった。

ぼくは、彼女にリクルートされ、兵士を選択した。
ぼくがリクルートされたのは、人より頭がよく、健康だっただけのことだ。
そして、ボランテアとなった。
高揚感からではなく、若かっただけのことだ。

「ノアの方舟を燃やしなさい。」と、占い師は言った。



Posted by グリーンワーク at 21:52 Comments( 0 )

温暖化時計

2009年09月26日

2009年09月26日(土) 12:20 温暖化時計
2012年にIMFは、『ネバダ・レポート』をもとに、財政破綻した日本を管理下においた。

① 公務員の総数の30%カット、及び給料30%のカット、ボーナス全てカット

② 公務員の退職金は100%すべてカット

③ 年金は一律30%カット、

④ 国債の利払いは、5~10年間停止

⑤ 消費税を20%に引き上げ

⑥ 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ

⑦ 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。

⑧ 預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30%~40%財産税として没収する。

2013年に『統制会社法』が制定されるまで、工場の海外移転による経済混乱と騒乱で、多くの子供たちが路上に取り残された。
以降、ノアの方舟は混乱を理由に温暖化被害が深刻化し始めた2016年まで入港しなかった。
こうした子供たちの救済目的で、『黒い羽根の募金』が始まった。
キャノン・チルドレンだ。
募金の設立者は、MBAで環境経済学者の藤晴美。
投資運用会社を経て、前政権下の金融審議会委員や内閣府の研究委員を歴任。

『黒い羽根』はアマツバメの羽根だ。
逃走中の元通産省官僚と東南アジアを旅行した彼女の体験から始められた。

「おかえり、ハルミ」と、紳士のガールフレンドが呟いた。


Posted by グリーンワーク at 14:08 Comments( 0 )

温暖化時計

2009年09月25日

二本の弦をヒットさせるシンプルなリフのギターで、ハルミは歌っていた。


どこから、怒号と、暴力が飛んでくるかわからないピケ隊の中で、ハルミの歌は流れ始めた。



2016年、2月。
真冬の夏日、ぼくは兵士だった。
ノアの方舟のゲートが閉まろうとしていた。
ぼくは、乗り込もうとする労働組合員を蹴落としていた。

情況と同じように混乱したシュプレヒコールの中で、群衆は一瞬身を引き締めてから、どよめいた。
それは、どんな永遠よりも長く思える一瞬だった。

野次と、怒号と、暴力と、精霊たちのコペルニクス的展開が始まった。




Posted by グリーンワーク at 06:01 Comments( 0 )

温暖化時計

2009年09月23日

破滅に向かう国をしり目に、食糧難を予測して、百姓になる人がいる。

バブル以降、安い食糧を輸入することが当たり前になり、(高度成長期以降の)3ちゃん農業から、母ちゃんが抜けて、一緒に子供たちも田畑から姿を消した。
その子供たちも大人になり、快適な生活を求め、身近な自然から遠ざかって子育てをはじめている。

熱波がやって来て、夏の空気と秋の空気の境目が消え、秋雨の季節も消えた。
田畑は乾燥し、アキアカネも、山から下りて来なくなった。
携帯サイトでのバーチャルな庭作りや、森ガールには、姿を消していく身近な生き物の声は届かない。
命は、生き物の姿をかりて語りかけている。

バブルは、ビジネスをギャンブルに変え、輸入食材のパワーランチがビジネスランチになった。
都市は、膨大なエネルギーの浪費で支えられている。

バブルは、人々から批判精神を奪った。
莫大な財政赤字や、リストラでも、人々はデモや、ストライキで対抗しなくなった。
日本は、資本主義国で、唯一の一党支配国家と呼ばれて来た。
国民は、政権交代がない与党が分配する金にすり寄った。
企業は『百年に一度の金融恐慌』という脅し文句で、公的資金を引き出した。

かつて、みのやで、お金を払う前にジュースを飲み、お金を払わないでつけに出来た。
今でも、途上国を旅すると、同じ光景に出合うことがある。
経済の約束は、既得権を強固にするための共同幻想に過ぎない。
沖縄では、米軍兵士が、雑貨店に土足で上がりこんで、ただで飲食することが続いて来た。
アメリカは、ドルを商品にして、暴力を担保にドルという幻想を売っている。
自由は人間の尊厳だ。
本来、暴動が起こってもおかしくないのに、国民は不都合な真実を見ない術を身につけて来た。

『百年に一度』どころか、
昭和恐慌の時代、娘を売って生き延びた百姓がいた。
田畑を失くし、大陸に渡る百姓がいた。
マリーアの祖々母は、ブラジルに単身移民した。

マリーアのスナックの常連の男たちが、マラリアで焼かれた村で百姓を始めた。
「金と暴力で支配できる時代は終わった。」と、リーダは言った。
自分の言葉で語ることができる男たちだ。


Posted by グリーンワーク at 20:23 Comments( 0 )