温暖化時計
2009年09月16日
「幸せになろうとした結果だから、誰も恨まないで下さい。」と、占い師は言った。
資本主義の黎明期の英国で、羊の過放牧から、入会地での囲い込みが起こり、資本家(ジェントルマン)を生み出した。
21世紀の米国で、天候や、自然や、環境までが、金融商品として、売り出されている。
経済は、誰のものでもない地球や、自然や、環境に、『所有の概念』をもたらしている。
環境経済学者が提案する『炭素市場』や、『炭素経済』は、エンロンの詐欺をグローバル化させるだけで、温暖化時代の勝ち組『ジェントルマン』を生み出すだけだ。
100年に一度の金融恐慌から一年。
ウォール街の金融資本は、「普通の金融商品しか売れなければ、米国の金融業界は衰退する。」と主張して、幾多のロービーストを使い、自己の計算による巨額ボーナスや配当を、『弱者救済か、自由主義堅持か。』の議論にすり替え、『ローンの焦げつき救済』や、『温暖化』などの法案を廃案に追い込もうとしている。
地球温暖化は、逆算の道のりだ。
IPCCのA1(高成長社会)シナリオでは、2040年に『世界の平均気温は2℃上昇し、世界の肺と呼ばれるアマゾンの乾燥化が始まる。』
2℃は、人間が適応できなくなる閾値だ。
2016年に、1.5℃上昇する。
自然が再生できなくなる閾値だ。
2013年に、本格的温暖化対策のポスト京都が始まる。
京都議定書以降の10年で、世界はA1シナリオ以上に悪化している。
地球は、ツンドラの氷解や、北極海の海氷の消滅や、海中の炭素濃度の飽和で、CO2を放出し出している。
人類に、『北極を氷らせる冷蔵庫』や、『大気中のCO2を除去する空気清浄機』を作る技術はない。
エネルギーの消費を抑え、CO2排出を減らすことしか、今はできない。
今出したCO2は30年後に温室効果ガスとなる。
過去に出した温室効果ガスで、1.5℃上昇は決まっている。
ノアの方舟は、世界の果てを目指すのだろうか。
壁を乗り越える度に、体験を繰り返して来た。
「ジェントルマン」と、ぼくが呟き、反響定位を試した。
「何もない気がする。」
「何も残らない気がする。」
エコーだ。
言争いの時代は終わった。
資本主義の黎明期の英国で、羊の過放牧から、入会地での囲い込みが起こり、資本家(ジェントルマン)を生み出した。
21世紀の米国で、天候や、自然や、環境までが、金融商品として、売り出されている。
経済は、誰のものでもない地球や、自然や、環境に、『所有の概念』をもたらしている。
環境経済学者が提案する『炭素市場』や、『炭素経済』は、エンロンの詐欺をグローバル化させるだけで、温暖化時代の勝ち組『ジェントルマン』を生み出すだけだ。
100年に一度の金融恐慌から一年。
ウォール街の金融資本は、「普通の金融商品しか売れなければ、米国の金融業界は衰退する。」と主張して、幾多のロービーストを使い、自己の計算による巨額ボーナスや配当を、『弱者救済か、自由主義堅持か。』の議論にすり替え、『ローンの焦げつき救済』や、『温暖化』などの法案を廃案に追い込もうとしている。
地球温暖化は、逆算の道のりだ。
IPCCのA1(高成長社会)シナリオでは、2040年に『世界の平均気温は2℃上昇し、世界の肺と呼ばれるアマゾンの乾燥化が始まる。』
2℃は、人間が適応できなくなる閾値だ。
2016年に、1.5℃上昇する。
自然が再生できなくなる閾値だ。
2013年に、本格的温暖化対策のポスト京都が始まる。
京都議定書以降の10年で、世界はA1シナリオ以上に悪化している。
地球は、ツンドラの氷解や、北極海の海氷の消滅や、海中の炭素濃度の飽和で、CO2を放出し出している。
人類に、『北極を氷らせる冷蔵庫』や、『大気中のCO2を除去する空気清浄機』を作る技術はない。
エネルギーの消費を抑え、CO2排出を減らすことしか、今はできない。
今出したCO2は30年後に温室効果ガスとなる。
過去に出した温室効果ガスで、1.5℃上昇は決まっている。
ノアの方舟は、世界の果てを目指すのだろうか。
壁を乗り越える度に、体験を繰り返して来た。
「ジェントルマン」と、ぼくが呟き、反響定位を試した。
「何もない気がする。」
「何も残らない気がする。」
エコーだ。
言争いの時代は終わった。
Posted by グリーンワーク at 19:38│Comments(0)