グリーンワーク

温暖化の影響で、近年、シベリアやカナダの広大なツンドラが氷解し、氷床下のメタンガスが大量に空気中へ放出されています。
メタンガスは二酸化炭素の２０倍の温室効果があります。
そのため、温暖化が始まると負の連鎖で、温暖化を止めることが出来なくなると言われて来ました。

温度上昇が原因で、インドネシアに続き、ロシアでも泥炭層が自然発火し、発生した広大な森林火災が酷暑ロシアの被害だけでなく、世界中に小麦高騰や、大気汚染として測り知れない衝撃を与えています。

温暖化被害は、①感染症の拡大、②食糧問題を顕著化させます。
新型インフルエンザ、口蹄疫、豪州干ばつによる小麦高騰・・・・。

すでに、森林火災の深刻な被害を受けているカリフォルニア州などは、温暖化懐疑論者だったブッシュ前大統領に見切りをつけて、先進的な温暖化対策を導入して来ました。

海水温上昇によるサンマ不漁だけでなく、
日本でも、①感染症の拡大と、②食糧問題は始まっています。
日本も、温暖化対策へ資源の選択的投入が必要な時期に来ています。

京都府は、一定規模以上の新築に自然エネルギー取り込みを義務つけようとしています。
嘉田知事も、炭素税の導入を全国知事会で提案しました。
持続可能な地域つくりが求められています。

温暖化とともに生きるライフスタイルが必要です。
情報制限して、国民を誘導しても、
温暖化は、既得権を守る・保守と、その経済をリセットします。

経団連と基幹労連が生産拠点を海外に移転させても、
２０５０年までには、９０年比で８０％以上の二酸化炭素削減を実行することが世界の約束です。