グリーンワーク

栗東市の高野神社でソメイヨシノが季節外れに咲いた。


世界の平均気温が100年前と比べて1.5℃上昇すると、自然が再生できるバランスを失うと予測されている。
夏の北極海から海氷が消える2016年頃、1.5℃に達すると予測されている。
すでに、大阪の平均気温は100年前に比べて、2.9℃も高くなっている。

日本近海の海水温は、気象庁の観測によると、2010年までの100年間で、平均水温が0.7℃～1.7℃上昇しており、台風12号15号にみられるのろのろで猛烈な台風が発生するようになった。
気象庁は温暖化で、豪雨の時代に入ったと説明している。

有害な紫外線を遮るオゾン層の破壊が北極圏の上空で進み、南極のオゾンホールに匹敵する規模になっていることが、国立環境研究所など国際的な研究グループの調査で初めて確認された。
広さは１０００ｋｍ×３０００ｋｍ（日本の面積の８０倍）。
今後、北極圏周辺の北欧やロシアなどで、環境への影響が懸念されると警告している。
原因は、今春先の地表温度の高温に反比例して、成層圏温度が低温となり、フロンによる化学反応が進んだためと考えられている。
温暖化の影響は、高緯度ほど高くなる。

世界の平均気温２℃上昇は、人間が適応できなくなる閾値と予測され、ＣＯＰ１５では、温度上昇を２℃以下に抑えることを採択された。