10年先(2)
2012年04月29日
気候変動
10年先について、みんなで考えましょう。
30年に一度起こるか起こらない気象現象を『異常気象』と定義されています。
気候変動は、毎年起こり、年々悪化します。
数年前まで、マスコミでは気候変動を異常気象と呼んで来ましたが、もう使えなくなりました。
『ゲリラ豪雨』という言葉を覚えていますか?
予測不能な突発的な豪雨でした。
気候変動で、最近は台風が日本近海で発生し、日本をすぐに直撃するなど、
予測不能でも、突発的でもなくなりました。
温暖化による海水温上昇が原因で、気象庁はすでに豪雨の時代に入ったと警告しています。
黄砂は、春に発生していましたが、最近は秋にも発生するようになりました。
温暖化で、大陸内部の乾燥化が進み、ゴビ砂漠に夏草が生えなくなっています。
そのため砂をおさえることができず、秋にも黄砂が発生します。
気候変動は、タイの洪水など世界的な現象です。
タイの洪水は海面上昇も一因とされています。
温暖化という『ゆるキャラ』な表現ではなく、『気候変動』と正確に呼ばない限り、
まだ大丈夫と、『温暖化とともに生きるライフスタイル』に適応できないまま、
10年は過ぎて行きます。
あなたは、どう考えますか?
近畿では、昨年紀伊半島を直撃した台風禍など、気候変動に対しダムは無力ではないでしょうか。
まず、気候変動が始っていることから認識しましょう。
アイデアは、固定観念からは生み出されません。
信玄堤のような遊水地や、氾濫ありきの町作りが必要です。
Posted by グリーンワーク at 09:52│Comments(0)