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Posted by 滋賀咲くブログ at

花はどこへいった

2010年02月17日

たった一つの夢が、答えを見つける前に、テールランプのように流れて行く。
「ぼくって、何だろう?」
都会にいた頃は、毎日が使い捨て状態だった。
レインドッグだった。
雨で匂いがかき消されて、迷子になっていた。
ぼくは、難破船に乗っていた。

たどり着くと、いつも川が横たわっていた。
そこで、白鳥たちと一緒に、彼女と出会った。
「鬼って、本当は祖先なのよ。」
命って、何だろう。
彼女は、牛と牧草だけの土地で、「森へ行こう。」と言った。
ぼくは、仕事を見つけ、同じ幻を見つけていた。

「あ~、もしもし、お母さん。明日、帰ります。」
日本に帰るなんて、考えてもいなかった。
ぼくは、プラントハンターと呼ばれていた。



Posted by グリーンワーク at 19:08 Comments( 0 )

草津こども環境会議

2010年02月13日

わたしが主役 地域から環境活動を始めよう」をテーマに、こども環境会議が開催された。

こどもエコクラブや、市内8小学校の児童がイベント参加した。

1.こどもと大人の環境井戸端会議
こどもパネラーと会場の参加者が身の回りの環境について話し合った。
好きな場所では、三上山や、川辺のコンクリート、学校の中庭などが話された。
こどもたちが、身近な自然や田畑から遠ざかっていることに、改めて気付かされた。

2.パネル展示
①草津小エネルギー推進市民フォーラム
発光ダイオードの電灯が展示された。
まだ高価だが、省エネ電灯として、注目されている。

②琵琶湖博物館
南湖の水草が繁茂している。
オオカナダ藻など外来種だけでなく、ネジレ藻など固有種・在来種も増えている。
以前、富栄養化で、植物プランクトンに圧されて減少していたが、下水の普及で、透明度が戻り、光が届くようになり、水草が増殖し始めた。
水草を好むブルーギルやモロコ、嫌うフナなど生態系にも影響を始めている。

③コハクチョを愛する会
鯉の釣り針で傷ついたコハクチョを保護
県環境課の支援を受け犬猫病院で治療
吉川湖岸緑地でも、毎年のゲリラ豪雨で傷つくサギの治療の参考になった。


Posted by グリーンワーク at 21:16 Comments( 0 )

COP15の現場から

2010年02月11日

温暖化会議と市民の力
2010.02.11
滋賀県地球温暖化防止活動推進員研修
東北大学大学院長谷川公一環境社会学教授

コペンハーゲン合意は、議定書でも、協定でもなく、法的拘束力のない、3ページの合意を採択でなく、留意するに留まった。
① 気温上昇を2℃以下に抑える。
② 1月末までに、中期目標(先進国)、削減策(途上国)を提出
③ 途上国は排出量の状況を2年に1回報告
④ 先進国は途上国に2012~13年に計300億ドル、
  2020年までに年1000億ドルを拠出

COP15では、
① 1.5℃以下を主張する、ツバル と
② 唯一の超大国として国内ロジックで行動するアメリカのわがまま と
③ メンツにこだわるGDP世界2位の中国のしたたかさ が
会議をリードした。

中印伯南アの本音は、先進国に高い目標設定を持たせ、途上国は低い目標で、排出権を高く売りぬく利害対立が続いた。

石油離れを危惧するサウジ対策といわれるCOPの全会一致のシステムでは、国益最優先のタフな会議で京都議定書締結の奇跡は再現できそうにない。

お人好しの日本は、存在感を示せなかった。
京都議定書で使った森林吸収のトリックも、もう世界で通用しない。

1.5℃上昇まで、経済ロジックの2℃の催眠術にかかった市民は、情報が制限され、絶滅の淵まで誘導されていくのでしょう。
1.5℃は、自然が再生できなくなる閾値
2℃は、人間が適応できなくなる閾値




Posted by グリーンワーク at 19:42 Comments( 0 )

花はどこへいった

2010年02月08日

薪でごはんを炊いて、
畑で採れた菜っ葉を油揚げと煮た。
豆腐や味噌も自産自消した。
山から、栗を拾って来て、しいたけやしめじは干した。
干し柿は甘味になると、
母から、娘に伝えられた。

母に接吻をして、別れを告げた。
「森へ行きなさい。」
薄雪草が咲いている。
遠い初恋の思い出に、「さようなら。」

人生の扉は、悩める王のハレルヤ。
大人になっても、一人はつまらない。
今日も澄みきった私でいよう。

あなたのお父さんとは、難破船で出会った。
「フラワーチルドレン、あなたは初恋の人に似ている。」

人生は冒険をしなければならない時がある。



Posted by グリーンワーク at 18:20 Comments( 0 )