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Posted by 滋賀咲くブログ at

広島・長崎にはまだ放射能が残っているのですか?

2011年06月12日


広島・長崎にはまだ放射能が残っているのですか?

いいえ、実質的には残っていません。

原爆が炸裂して、その結果残留放射能が生じることになるのですが、その出来方には2通りあります。一つは、核分裂生成物 あるいは核物質自体(広島原爆に使用されたのはウラン、長崎原爆に使用されたのはプルトニウムです)が放射性降下物(フォールアウト)として降ってきて地上を汚染するものです。同じような土壌汚染がチェルノブイリ事故でも起こりましたが、その規模ははるかに大きなものでした。 → [詳しい説明はこちらをご覧ください]

残留放射能のもう一つの出来方は、中性子線が地面や建物に当たって生じるもので(中性子放射化)、放射能を持たない物質に放射能を帯びさせることにより生じます。

放射性降下物(フォールアウト)
広島・長崎の原爆は、地上600 m(広島)、503 m(長崎)の高度で爆発しました。そして巨大な火球となり、上昇気流によって上空に押し上げられました。爆弾の中にあった核物質の 約10%が核分裂を起こし、残りの90%は火球と共に成層圏へ上昇したと考えられています。

その後それらの物質は冷却され、一部が煤(すす)と共に黒い雨となって広島や長崎に降ってきましたが、残りのウランやプルトニウムのほとんどは恐らく大気圏に広く拡散したと思われます。当時、風があったので、雨は爆心地ではなく、広島では北西部(己斐、高須地区)、長崎では東部(西山地区)に多く降りました。

この地上汚染による最大被曝線量は、広島では 0.01-0.03 Gy、長崎では0.2-0.4 Gyと推定されています。爆心地での降下物による被曝線量は上記の値の約10分の1と考えられています。

現在では放射能は非常に低く、特に1950年代60年代を中心に世界中で行われた(地下ではなく)大気圏核実験により世界中に降った放射性降下物による微量の(プルトニウムなどの)放射能との区別は困難です。

中性子放射化
原爆から放出された放射線の90%以上はガンマ線で、残りが中性子線でした。

中性子線には、ガンマ線とは異なり、放射性でない原子を放射性の原子に変える性質があります。爆弾は地上よりかなり上空で爆発したので、爆弾から放出された中性子線は、地上に届いても弱いものでしかありませんでした。ですから、原爆の中性子線によって生じた誘導放射能は、ネバダ(アメリカ南西部)、マラリンガ(オーストラリア南部)、ビキニ環礁、ムルロワ環礁などの核実験場で生じたような強い汚染ではなかったのです。

これまでの推定では、爆発直後から今日までの 爆心地 における最大放射線量は広島で 0.8 Gy、長崎で 0.3-0.4 Gyと考えられています。また爆心地からの距離が 0.5 kmの場合には爆心地における値の約1/10、1 kmでは 約1/100と考えられています。この誘導放射能は爆発後の時間経過と共に急速に減少しました。すなわち、爆発後1日目に上記の値の約80%、2-5日目までに 約10%、6日目以降に残り10%が放出されたと考えられています。爆心地付近は、火災がひどく翌日までほとんど立ち入りできなかったことを考えると、誘導放射能による被曝線量は、上記爆心地の値の 20%(広島では 0.16 Gy、長崎では 0.06-0.08 Gy)を超えることはほとんどなかったのではないかと思われます。




Posted by グリーンワーク at 18:23 Comments( 0 )

送電線の国有化を願う1000万人署名

2011年06月12日

送電線の国有化を願う1000万人署名
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Posted by グリーンワーク at 07:00 Comments( 0 )

親鸞聖人750回台遠忌法要参拝

2011年06月10日

親鸞聖人750回台遠忌法要参拝

福島原発災害は、人の力がかなわないものがあることを教えてくれています。

のちの世代に犠牲をしいる今の経済優先の生き方を改めましょう。

同じ社会に生きる仏法者として、念仏を唱えて行きましょう。

西本願寺御門主



Posted by グリーンワーク at 19:19 Comments( 0 )

6.11脱原発100万人アクション

2011年06月07日

全国で脱原発のデモが企画されています。
「6.11脱原発100万人アクション」!!
http://nonukes.jp/wordpress/
海外でも連動して企画されているようです。

以下転送です。



> 【お知らせ】2回目の《脱原発市民ウォーク in 滋賀》を6月11日(土)午後1時半から大津市内で行います。誰でも、一人でも参加できます!
>
>
>
> ■ウォーキングのコース:JR大津駅前(13時半)→県庁前広場で集会(午後2時ごろまで)→関電滋賀支店前→琵琶湖畔の公園(解散地点)
>
>

ps
冨波県議は、「既存の電力会社は解体の方向でしょう。」
と見解を示していました。


Posted by グリーンワーク at 08:18 Comments( 0 )

吉川湖岸緑地で、自然観察会

2011年06月04日

湖岸緑地中主吉川地区(吉川湖岸緑地)で、自然観察会を開催します。

1.吉川湖岸緑地は、旧野洲川北流跡地として、40年近く放置されて来ました。
 ① 周囲が構造改善の土地改良などで、開発されてきた中で、タイムカプセルとして、
  今では、希少な生き物を残して来ました。
 ② 公園化工事が始まる2005年の滋賀県ビオトープ研究会の生き物調査以来、自然観察を続けて来ました。

2.吉川湖岸緑地パークサポータ制度が出来て、2年が経ちます。
 ① 植生観察区域と移植地を公園内に設定し、
   公園化工事で、生息地が造成される植物の移植保護を続けて来ました。
 ② 現在、3か所の植生観察区域と、1か所の移植地をパークサポータで自主管理しています。
 ③ パークサポータも現在6名になりました。

3.来年度から、5年計画で湖岸までの公園化工事の造成が始まります。
 ① 5年後には、マイアミオートキャンプ場から、アヤメ浜までの湖岸緑地が貫通します。
 ② 7月に、県環境アドバイザーが、びわこ地球市民の森とともに、吉川湖岸緑地の審議を行います。

4.7月18日(海の日)に観察会を開催し以下を学びます。
 (1) 滋賀県が取り組んでいる自然の森をつなぎ生物多様性を維持するコリドー(緑の回廊)。
   吉川湖岸緑地には2つのコリドーがあります。
   ① 地域の生態系をつなぐコリドー ② 緑地内に残され点在する竹林をつなぐコリドー
 (2) 来年度からの公園化造成工事で、緑地はどうなるのか?
   環境アドバイザーの先生のお話を伺い、意見交換をします。
 (3) パークサポータが自主管理する植生観察区域と移植地について

主催 吉川湖岸緑地パークサポータ有志
講師 県環境アドバイザー 中村實 村上宣雄
開催日 7月18日 13:00 小雨決行
集合場所 吉川湖岸緑地 右岸駐車場 
参加費 ¥0
問合せ パークサポータ築山達 09046446686

自然観察が出来る服装で、お越しください。



Posted by グリーンワーク at 22:24 Comments( 0 )