温暖化時計

2009年11月06日

すべての武器をシェラヘ。
前衛を捨てた労働組合はナンセンスだ。
基幹労連の行為は、恥ずべき行為だ。

2008年~12年は、京都議定書の第一約束期間だ。
日本は、90年比でマイナス6%のCO2の削減を世界に約束した。
しかし、京都議定書の初年度に当たる2008年、日本のCO2の輩出量が90年比で、プラス7.4%になってしまった。

旧自民党政権は、経団連や基幹労連の圧力で、森林吸収源や他の国からの削減分から得て来る仕組みで、マイナス6%を達成するつもりだった。
しかし、経済産業省が主張する省エネ法の規制がかからないまま、産業はエネルギーの大量消費を続けた。
もともと、国連も、世界も、森林のCO2吸収に疑問を呈していた。
有機物は、炭素の化合物だ。
木が成長する過程で、約1tのCO2を吸収するが、成長すると呼吸によるCO2排出で、プラマイ0になることが解っている。
森林吸収源は、日本が京都メカニズムとしてごり押ししたルールとして、世界の常識だ。
旧自民党政権は、国民に説明責任を果たさないまま、家庭での省エネをことさら強調して来た。
一党独裁時代、説明責任は存在しなかった。
政治に必要なものは、温暖化の解決であって、経済の問題ではない。
メーク・ザ・ルールが必要だ。

藤晴美たちがビルでアマツバメの養殖を始めた時、副産物を予期していなかった。
ビルを洞窟に見立て、アマツバメの養殖を始めた。
巣にするためピストンのように、ビルを区切った。
そこから、口笛のような泣き声が聞こえて来た。
口笛は、空気を移動させて、熱を発生した。
夜も美しいエネルギーに、温暖化への挑戦が始まった。

「アーバンから、ルーラルへ。リャノから、シェラへ。」
晴美は、口笛に梵声を聞いていた。
エコーだ。

「エコでは解決できない。」
覚悟が必要だ。
悪いことは悪いと言うべきだ。



Posted by グリーンワーク at 20:42│Comments(0)
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