気候変動

2010年06月27日

気象講演 「温暖化する地球」

日 時  平成22 年7月1日(木)18:00 ~ 20:10
会 場  一橋記念講堂 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内
定 員  500 名(事前の予約が必要です。)
実 施  国土交通省 気象庁

【講演1】
演 題:地球温暖化の科学(30分)
講 師:鬼頭 昭雄 気象庁 気象研究所 気候研究部長
概 要:地球温暖化の進行に伴ってどのような気候変化が生じ
るかを評価するには、気候を構成する大気・海洋・陸面・
海氷・生物圏などの各システムの変動およびそれらの相
互作用の物理法則を記述した気候モデルの利用が不可
欠です。わが国では、世界に例を見ない高い空間解像度
の気候モデルを用いて、熱帯低気圧や大雨等の極端現象
に焦点を当てた温暖化予測研究が実施されています。本
講演では世界最先端の温暖化予測研究について紹介し
ます。
【講演2】
演 題:天気を通して、地球のことを考えよう(40分)
講 師:山本 志織 気象キャスター
概 要:寒波到来とともに始まった今年。
春は、咲いた桜が戸惑ってしまう
ような寒暖の差でした。年々、天
気や気温の変化が極端になってい
ることを感じています。地球が悲
鳴をあげる前に、今起きている現
象に目を向け、温暖化を食い止め
るためにできることを考えていか
なければなりません。災害を未然
に防ぐために知っておきたいこと、天気予報を上手に利用するヒントなども
お話します。
【講演3】
演 題:温室効果ガス削減対策の現状と将来(40分)
講 師:西尾 匡弘 (独)産業技術総合研究所エネルギー社会システムグループ長
概 要:人類の活動に伴う温室効果ガスの大気中への大量排出
が地球温暖化に代表される気候変動の主要因として指
摘され、近年、その削減が喫緊の問題と認識されるよう
になりました。本講演では、人類の化石資源消費に伴う
温室効果ガスの排出の状況と今後の見通しを紹介し、今
後実施しなければならない排出削減の方向性と対策の
現状および課題を示し、対策技術の将来展望についても
紹介します。



Posted by グリーンワーク at 20:05│Comments(0)
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