明日の低炭素地域づくり活動交流・発表会について

2012年03月09日

IPCCの第4次報告書では、2050年までに、二酸化炭素排出量を2000年比で85~50%削減が必要です。

昨年末のCOP17で、ポスト京都議定書を先送りし、日本が議定書から離脱したぶん、2050年には、急激な削減が求められ、社会の受け入れは、ますます困難です。

だから、滋賀県だけが、2030年までに50%削減目標の低炭素社会つくりを目指しても、無意味ではなく、その時までに、ソフトランディングをして行くことが重要だと考えます。

コペンハーゲンで開催されたCOP15は、ポスト京都議定書を決めると期待されていました。
COP15を前に、(政府の25%削減に『乾いた雑巾論』で反対する)経団連と基幹労連は、全国紙に『自主努力』の全面広告を出すキャンペーンをし、経済的豊かさを捨てられますかと問いました。

その後、経団連は、政府の温室効果ガス25%なら、生産拠点の海外移転を公言しています。

「経済的豊かさ」とは、仕事がなくなる、職を失うという恐怖です。

私自身も、温暖化問題の発言が、子供が結婚や就職をするときに返ってくると忠告されたことがあります。

今でも、温暖化対策は経済に悪影響と敬遠されがちです。

温暖化を止めるには、価値観の転換が必要といわれて久しいです。
2015年までにポスト京都を決める約束も不確です。
温暖化とともに生きるライフスタイルが必要です。

COP15~17の結果から
グリーンワークは、温暖化のテーマパークをはじめました。
温暖化のテーマパークが目指すものは、
プレーパーク
 将来気候変動のサバイバルを生き抜く子供達の育成と支援
温暖化時計
 将来気候変動で一変する今の自然を、将来の子供たちに残すナショナルトラスト

です。



Posted by グリーンワーク at 15:21│Comments(0)
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