10年先(4)
2012年05月15日
10年先をみんなで考えましょう。
4.食糧問題
気候変動は、日本では10年前から米の白濁化や、ウンカの飛来などの農業問題が発生しています。
現在のところ対処療法しか見当たっていません。
一方、日本では水田からの炭酸ガスなどの発生を抑える農法が求められていますが、
他方、米国では空中からの化学肥料の大量散布で二酸化炭素の数十倍の温室効果がある過酸化窒素を大量に発生させています。
この違いは、京都議定書から離脱した国が温室効果ガス排出の義務を負っていないことによる違いです。
残念なことに日本も昨年末京都議定書から離脱しました。
つまり、米国に追従できるわけです。
また、米国では、温暖化対策?で、トウモロコシなどのバイオ燃料生産が盛んです。
このことが、食糧不足を引き起こしています。
結局、エネルギー対策と、温暖化対策は似て非なるものです。
フクシマ以降の日本のエネルギー問題も同様です。
すでにアフリカのダルフールなどでは、食糧をめぐる水問題から気候戦争が起こっています。
今後、気候変動は中国などアジアにも飢餓を発生させると予測されています。
経済優先のTPP議論。
日本も他人事ではありません。
あなたは、どう考えますか?
Posted by グリーンワーク at 08:30│Comments(0)