異常気象を本当に実感します。

2009年03月04日

ここ最近の気候は変ですね。気温が20度以上上がったと思っ
たら、今3月3日(水)12:26分栗東では雪が降っていま
す。異常気象を本当に実感します。

私の畑ではアマガエルが2月には跳ねていました。

昨日3月2日(月)には路地でエンドウ豆の花が咲いています
。このエンドウ豆は昨年の11月に種を植えたものです。例年
なら4月以降のことなのに・・・?

ニュースでは、今年の冬は暖冬で例年より平均気温が1度高い
そうです。

大干ばつや大洪水などで食料難など、人類にとって大変なこと
が起こらないといいのですが。

一人でも多くの人々が温暖化の危険性に気づいて、生活を見直
してくれればいいのにと願っています。  (守山在住 Mさん)

2年前に、IPCCは温暖化が始まっていることを断定しました。
それ以前のマスコミの論調を思い出してください。
① 温暖化がはじまってしまえば、手遅れ。
② 自然のバランスが崩れる前に温暖化を止めなければ手遅れになる。
でした。

今冬の記録的な暖冬で、誰もが温暖化を体感し、目の前の自然が異常をきたしていることを実感できているはずです。
琵琶湖への冷水の欠如で、湖底に酸素を送る北湖からの還流も途絶え、湖底のイサザなども壊滅するでしょう。
もうすでに、①温暖化も、②自然のバランスの崩壊も、始まっています。

自然が再生できなくなる閾値の1.5℃上昇まで、あと6年です。(1.5℃上昇は過去に出した温室効果ガスによって、確定しています。)
残念ながら、人間には、北極を氷らせる冷蔵庫を作る技術はありません。
人間の力で、温暖化を止めることが出来ないからといって、「グリーン産業革命」(公明党)のように温暖化を経済でしか語れないのでは、「人間が適応できなくなる閾値」の2℃上昇を早めるだけです。

市場原理に代わる発想の転換が必要です。
グリーンワークスは、市街地でのコミュニティガーデンから、「都市でも食料やエネルギーの自産自消」をトライします。
サツマイモ(デンプン系)とキクイモ(糖系)から、エタノール(エチルアルコール)を作ることを提案しています。
「都市の問題は都市で解決」し、「地域の問題は地域で解決できる社会」と定義されているB2(地域共存型社会)シナリオで、
温度上昇カーブを鈍化させるトライをします。

1.5℃上昇する2015年を過ぎると、自然種の30%が絶滅すると予測されています。
残り70%で生態系を維持できなければ、地球から多様性は消滅し、多様性がもたらす物質循環も消滅します。
多様性イコール自然がもたらす循環がなければ酸素も供給されません。
グリーンワークスが目指すB1(循環型社会)シナリオは自然の物質循環です。
リサイクル・リユース・リデュースの3Rは、工業製品の再利用でしかありません。

グリーンワークスが提案するコミュニティガーデンからは、「私たちに必要なものはすべて大地から生み出されている」ことをメッセージとして発信しています。
そのために、グリーンワークスは、「都市に農村を宅配」します。



Posted by グリーンワーク at 18:20│Comments(0)
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