温暖化時計

2009年10月26日

温暖化は、光と水に現象が現れる。
熱波と、海氷の融解や氷床の減少、そして、豪雨や干ばつによる水資源問題が顕在化する。

オバマ政権のグリーンニューデールは、この温暖化の問題に解決法を答えてはいない。
100年に一度という金融恐慌に対する経済政策に過ぎない。

もし、あなたが、レイチェル・カーソンの愛読者なら、経済の前に沈黙しないで、センス・オブ・ワンダーを働かせればいい。
自然の悲鳴が聞こえて来る。
真冬の2月に夏日が発生し、秋に黄砂が降ることの怖さに、もう気付いているはずだ。

温暖化の深刻さは、もはや家庭でのエコカーや、省エネ製品の消費では解決できない。
生産や、都市の浪費から、エネルギーの大量消費をマイナスにしなければ解決とは言えない。
温暖化の前で、経済の議論はムダだ。
生き残りのためのイス取りゲームでしかない。
2016年が過ぎれば、温暖化は経済をリセットする。
自然を破壊した文明は、必ず滅びるからだ。

少女の父親は、彼の死後に、ぼくらの前に現れ、梵声を伝えた。
「ドシャブリの雨の中で、口笛を聞いた。」
声をエネルギーに変えているのだ。
武士の魂を持ち続けた男だった。
これからは、魂と魂の付き合いになる。
いつまでも、魂の兄弟でいてほしい。

現代人は、水蒸気をエネルギーに変えることで、産業革命を起こした。
温暖化は、熱をエネルギーに変えた時から始まった。
温暖化の時代に必要なエネルギーは、バイオエタノールでも、ソーラーでもなく、音だ。

一番大切な贈り物は、エコーだ。

これすなわち回向なり。
ご和賛だ。



Posted by グリーンワーク at 21:02│Comments(0)
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