低炭素経済

2010年07月07日

6月に、暮らしを考える会から来たメールを転送します。

もんじゅ、再開してからトラブル続きのようですね。私も新聞やチラシを読んでは、本当にこんなことでいいのかと怒りが沸いてきます。
もんじゅ建設には9000億円、これから運転継続には、毎年200億円税金が投入されるんだそうですね。
この数字聞いた時は、ほんとびっくりしましたが、、
取り急ぎ以下転送します。※締め切りは、明日月曜の17時です。
――――――

「もんじゅ」が運転再開してから、制御棒の操作方法も知らなかったこと等が明らかになってきました。このまま「もんじゅ」の運転が続けば、本当に取り返しの付かないことになってしまいます。
「もんじゅ」の運転を止めて! と関西の有志で福井県に申し入れに行きます。


●5月18日(火) 午後1時~ 県庁の原子力安全対策課の課長と会います。
 ぜひ、一緒に行きましょう。参加可能な方は連絡お願いします。

●要望書(下記)の提出団体を募っています。
 しめ切りは、5月17日(月) 午後5時 (厳守でお願いします)
 今回は関西の団体に限らせてください。

●参加と提出団体の連絡は下記までお願いします。
 ※団体名と都道府県を明記してください。
  mihama@jca.apc.org
か藤本まで
●要望書の内容は下記です。


要  望  書

制御棒の操作方法も知らない原子力機構には

危険な「もんじゅ」を運転する資格はありません

「もんじゅ」の運転停止を求めてください


福井県知事 西川一誠 様

 関西に住む私たちは、「もんじゅ」が運転再開したことによって、不安な日々を過ごしています。とりわけ、10日に起きた制御棒操作の誤りという事態は、最も重要で基本的なはずの制御棒の操作方法も知らずに「もんじゅ」を動かしていたのかと、驚きと怒り、そして恐怖を感じています。

 車のブレーキの踏み方も知らずに、運転免許が取れないことは世間の常識です。ましてや危険な「もんじゅ」を動かすのに、唯一の停止操作である制御棒の操作方法を知らなかったということは、原子力研究開発機構には、「もんじゅ」を運転する資格などないということを事実でもって示しました。

 原子力機構は、マニュアルに今回の制御棒挿入方法(ボタンの長押し)を書いていなかったと弁明しています。しかし、運転再開前には原子力安全・保安院がマニュアル等の確認もして運転再開を許可しました。福井新聞(5月13日付)では、「森下泰・地域原子力安全統括管理官は「『手順書に(制御棒の動きの)記載がないことは問題ではない。運転員が基礎的な知識を把握していないとは思わなかった。教育内容の再検討を求めた』と説明する」と報道されています。保安院のこのような責任逃れの姿勢は到底許されるものではありません。

 さらに、運転再開直前から、各種警報装置が頻繁に鳴っています。例えば、4月26日のナトリウム検出器の故障では、昨年、一昨年にも同様の故障がありながら原因究明もせずにただ取替えるだけで済ませていました。運転再開直後の5月6日~7日には、炉内の燃料漏れを知らせる検出器が6回も鳴り使用を停止しました。3台あるこの検出器のもう1台も9日に警報がなり使用を取りやめています。さらに9日午後1時からの24時間で施設内で75回もの警報が鳴っています。

 これらについて原子力機構は、「警報の作動設定や公表基準を見直す」と発表しています。しかしこれには、「警報が鳴りにくい設定」にして、本当に事故が起きたとき、その予兆を知らせる警報が作動するのかという大きな安全上の問題があります。さらに「公表基準を見直す」とは、警報がなっても公表しないということにつながり、「情報の公開を徹底する」と繰り返していたことに逆行し、情報隠しにつながります。

「もんじゅ」運転再開から、わずか5日間に起きたこのような異常な状況は、事故の予兆です。肝心の制御棒操作の方法を知らなかった事からすれば、ナトリウム漏えい事故が起きたときの対応方法も知らないのではないかと、底知れない不気味さと「もんじゅ」の周辺に生活することの危険を感じています。そのため、以下を要望します。

要   望   事   項

1.制御棒操作の方法も知らない原子力機構には「もんじゅ」を運転する資格はありません。県民、周辺住民の生命の安全を第一に、「もんじゅ」の運転停止を求めてください。

2.制御棒誤操作と検出器の警報について、全ての情報を公開し、県民と周辺住民への説明を行うよう、原子力機構に求めて下さい。

3.「警報の作動設定や公表基準を見直す」という内容について、その妥当性をどう考えているのか、具体的に説明してください。

4.保安院の森下泰・地域原子力安全統括管理官に対し、「手順書に(制御棒の動きの)記載がないことは問題ではない」という発言を撤回し、責任を明らかにするよう求めてください。

2010年5月18日

団体名



Posted by グリーンワーク at 21:53│Comments(0)
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