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Posted by 滋賀咲くブログ at

温暖化よくある質問から

2010年03月30日

温暖化の懐疑論は、ブッシュ前大統領がお抱え学者を使っていたことが有名です。
当時、主に、経済学者が懐疑論者でした。
IPCCとノーベル賞を受賞したゴア氏が、懐疑論者に映画『不都合な真実』で反論しました。

おしゃるとおり、炭素市場など経済の仕組みでは、解決できないと思います。
炭素市場・京都メカニズムは経済界の抵抗との妥協の産物だと思います。

経済の仕組みで、解決できるなら、コペンハーゲンに世界の首相が集まって国連の会議をしなくても、民間が集まるタボスの経済フォーラムにトヨタや京セラの社長が集まって、ハイブリットや、ソーラの販売促進を話し合えばいいわけです。

フロンも温室効果ガスですが、大気中濃度や、排出量が多い二酸化炭素がクローズアップされています。

太陽の黒点や、氷河期は、宇宙や地球規模の時間の流れのなかでの現象で、温暖化は1970年代から、急激に温度上昇が始まったことで、生態系など多様性に大きな被害がでることが心配されています。

日本語のエコの語源は、エコロジーで、生態学です。

CO2の排出、つまりエネルギーの消費で、日本が特異なのは家庭での消費が全体の2割程度、過半数を上位200事業所が大量消費していることです。
中産階級が自宅にプールを持っているアメリカと違い、日本の家庭はウサギ小屋で、それだけで省エネになっています。
だから、経団連は、25%削減なら、生産拠点を海外に移転すると発表していますし、昨年、全国紙に経団連と基幹労連が連名で90年比で4%増加の意見広告を出しました。
生き残りの椅子取りゲームは始っています。

京都議定書を受け入れる条件として、経団連と通産省で産業に削減を強制しなとの密約が交わされ、当時の政府はことさら家庭での削減を強調してきました。
国民は情報が制限され、誘導されてきました。
森林吸収の嘘も、そうです。
一度嘘をつくと、限りなく嘘は繰り返されます。(国会で核密約を明らかにされた時のように)

温暖化は温度が上がるから、埼玉でもマンゴウが作れるなど暖かくなっていいこともあると誤解を招いています。
温暖化の言葉の響きで、誤解を生みます。
大陸内部の高温化で、偏西風の流れが変わり、寒くなったりもします。
つまり、気候変動と正確に呼ぶべきです。



Posted by グリーンワーク at 21:30 Comments( 0 )