花はどこへいった
ぼくは、世界がどこへ行こうとしているかなんて、興味がなかった。
ぼくは、ぼくたらしめることで、精一杯だった。
世の中には、前を見る人と、後ろを見る人がいる。
後ろを見る人は、既得権を守ろうとする保守的な人が多い。
世界は変らなければならない。
「昔はよかった。」と、
声の大きい人が言う。
楽園の終末。
「今年も、桜の花と出会うことができましたか?」
花時計と同じように、体内時計は人生を刻む。
人生がリズムを刻み始めるのは、いつからだろうか?
そして、カウントダウンが始まる。
世界の終りに。
ブランドスーツを身にまとう眼光鋭い男たちの前に、
奇跡は、起こらない。
ハチドリの一滴のように、
ぼくは、ぼくに出来ることをしているだけ。
Posted by
グリーンワーク
at
22:40
│Comments(
0
)