この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。

Posted by 滋賀咲くブログ at

原子力発電所の検査間隔延長

2010年11月10日

東北電力は、東通り原子力発電所について、国に13か月から16カ月に原子力発電所の検査間隔延長を申し出た。
目的は、温暖化対策。
理由は、定期検査で3か月の停止となる(CO2を出さない)原発の稼働率を向上させる。
背景は、国は2040年までに新たに9基の原発を新設する計画だが、建設には根強い反対に逢うため、電力会社は温暖化対策として既存の原発の稼働率を上げたい。
思惑は、日本の原発の稼働率が60%台。米韓では、90%台。仏でも、70%台。今後、海外並みの2年に一度の定期検査に移行したい。

電力会社は国民に1年に1度定期検査をしているので原発は安全と説明してきた。
日本の原発は30年以上稼働して来た高齢原発。
16か月への延長で、CO2年間20万トンの削減効果と強調する。
日本の原発の稼働率が低下した理由は、耐震不足や、相次ぐトラブル隠しと、検査データ改ざんで停止に追い込まれて来たのが事実。

温暖化対策を隠れ蓑にしてはいけない。
国民は情報が制限され、誘導されている。



Posted by グリーンワーク at 08:02 Comments( 0 )