吉川湖岸緑地今年度工事
吉川湖岸緑地は、「ふるさとの自然」をテーマにした県営公園です。
旧野洲川北流跡地の竹林を県営公園として公園化工事が続けられています。
計画段階では、3分の2の竹林を残し、竹林内に琵琶湖までサイクリングロード通す予定でした。
しかし、公園化工事で、竹林は飾り程度に痕跡を残す程度に伐採されて、駐車場や、芝生の広場に姿を変え、河川と竹林を行き来するビオトープに生息する本来の生態系/多様性(「ふるさとの自然」)は消滅してきました。
今、吉川湖岸緑地を訪れると、どこよりも多くの野鳥の声が聞こえます。
残された狭い竹林に棲みかをなくした野生生物がひしめいているからです。
パークサポータとして、「ふるさとの自然」を維持できる最低限の保護竹林を守ってきましたが、今年度工事で、保護竹林は地元要望の橋建設と、観察用デッキ建設で、姿を消そうとしています。
この保護竹林について、県都市計画、パークサポータ、県環境アドバイザー、ボランテアグループで視察をし、以下の提案をしました。
県からの提案 以下保護竹林に公園化工事を行う。
1.作業用橋建設 (本来の公園工事趣旨でないが)渡河点として地元要望で建設。
(1)視察
① 台座が流れをせき止め、魚の遡上産卵を妨げないか?
② (ゆりかご水田など)魚の産卵場所確保が県の課題になっている。
(2)検討
① ビオトープの水は田畑の水路から引き込んでいるため、泥やゴミが流れ込んでいる。
③ ボックスカルバート1基では、流量に制限がある。
② 橋で流れがせき止められ、泥やゴミの堆積が進む。
(3)提案
① 約3m幅のボックスカルバートの幅を広げる。
② 2基のボックスカルバートのうち1基は本来流れのない岸辺に建設されるが、2基とも河川部に設置する。
2.観察用デッキ建設 3か所建設することで、公園に人を呼び込め自然観察ができる。
(1)視察
① 3か所のデッキ建設で、保護竹林が分断される。
② 舗装路/園路建設で、水辺と竹林の行き来が遮断される。
③ 広場建設で、竹林面積が減少する。
④ 建設工事は重機作業のため広範囲な伐採がおこなわれる。
(2)検討
① 保護竹林での建設は元々の生態系を破壊し、「ふるさとの自然」を消滅させる。
② 自然を消滅させて、自然観察は成立しない。
③ 橋建設で流れせき止められ、汚れた環境で集客は期待できない。
④ 元来、公園利用者の多くはタケノコや竹の採取目的、竹林伐採で利用者が減少する。
⑤ 近年、降雨にようる旧増水が多発しており、水辺のデッキや園路は水難事故を発生させる。
(3)提案
① デッキ建設は工事中の1基だけで、残り2基は建設を中止する。
② デッキを結ぶ園路と広場も建設を中止する。
③ 園路で、水辺と竹林を遮断しない。
作るとしても尾瀬の木道形式で、下部を生き物が行き来できるようにする。
④ 冬期は、カエルなどが数cm地下で冬眠中なので、工事はしない。
3.公園関係者の意見交換会を再会する
(1)検討
① 意見交換会を2年前に1度開催し、その後、事後承諾の工事説明会でごまかしている。
② 計画段階から、大きく竹林伐採に公園化工事が設計変更していることが不透明。
③ 公園工事が場当たりだ。思いつきで保護竹林を開発している。
(2)提案
① 定期意見交換会を再会する。
② 県から、環境アドバイザーの中村さん、村上さんの意見も聞きたいとの提案があった。
③ 出席した環境アドバイザーから、スーパーアドバイザーの小林圭介さんの参加を要望、意見を参考に。
④ 小林スーパーアドバイザーの意見で、県は湖南地域の貴重な河畔林を残している。
ビオトープ 生き物の棲む場所
公園 語源のパークは「囲まれた自然」 狩猟林として残された自然を保護する場所。 例 国立公園
フォレスト 語源は狩猟林
吉川湖岸緑地の保護竹林は、昨年、県都市計画課と自然保護目的で竹林を造成地の中に残しました。
旧野洲川北流跡地の竹林を県営公園として公園化工事が続けられています。
計画段階では、3分の2の竹林を残し、竹林内に琵琶湖までサイクリングロード通す予定でした。
しかし、公園化工事で、竹林は飾り程度に痕跡を残す程度に伐採されて、駐車場や、芝生の広場に姿を変え、河川と竹林を行き来するビオトープに生息する本来の生態系/多様性(「ふるさとの自然」)は消滅してきました。
今、吉川湖岸緑地を訪れると、どこよりも多くの野鳥の声が聞こえます。
残された狭い竹林に棲みかをなくした野生生物がひしめいているからです。
パークサポータとして、「ふるさとの自然」を維持できる最低限の保護竹林を守ってきましたが、今年度工事で、保護竹林は地元要望の橋建設と、観察用デッキ建設で、姿を消そうとしています。
この保護竹林について、県都市計画、パークサポータ、県環境アドバイザー、ボランテアグループで視察をし、以下の提案をしました。
県からの提案 以下保護竹林に公園化工事を行う。
1.作業用橋建設 (本来の公園工事趣旨でないが)渡河点として地元要望で建設。
(1)視察
① 台座が流れをせき止め、魚の遡上産卵を妨げないか?
② (ゆりかご水田など)魚の産卵場所確保が県の課題になっている。
(2)検討
① ビオトープの水は田畑の水路から引き込んでいるため、泥やゴミが流れ込んでいる。
③ ボックスカルバート1基では、流量に制限がある。
② 橋で流れがせき止められ、泥やゴミの堆積が進む。
(3)提案
① 約3m幅のボックスカルバートの幅を広げる。
② 2基のボックスカルバートのうち1基は本来流れのない岸辺に建設されるが、2基とも河川部に設置する。
2.観察用デッキ建設 3か所建設することで、公園に人を呼び込め自然観察ができる。
(1)視察
① 3か所のデッキ建設で、保護竹林が分断される。
② 舗装路/園路建設で、水辺と竹林の行き来が遮断される。
③ 広場建設で、竹林面積が減少する。
④ 建設工事は重機作業のため広範囲な伐採がおこなわれる。
(2)検討
① 保護竹林での建設は元々の生態系を破壊し、「ふるさとの自然」を消滅させる。
② 自然を消滅させて、自然観察は成立しない。
③ 橋建設で流れせき止められ、汚れた環境で集客は期待できない。
④ 元来、公園利用者の多くはタケノコや竹の採取目的、竹林伐採で利用者が減少する。
⑤ 近年、降雨にようる旧増水が多発しており、水辺のデッキや園路は水難事故を発生させる。
(3)提案
① デッキ建設は工事中の1基だけで、残り2基は建設を中止する。
② デッキを結ぶ園路と広場も建設を中止する。
③ 園路で、水辺と竹林を遮断しない。
作るとしても尾瀬の木道形式で、下部を生き物が行き来できるようにする。
④ 冬期は、カエルなどが数cm地下で冬眠中なので、工事はしない。
3.公園関係者の意見交換会を再会する
(1)検討
① 意見交換会を2年前に1度開催し、その後、事後承諾の工事説明会でごまかしている。
② 計画段階から、大きく竹林伐採に公園化工事が設計変更していることが不透明。
③ 公園工事が場当たりだ。思いつきで保護竹林を開発している。
(2)提案
① 定期意見交換会を再会する。
② 県から、環境アドバイザーの中村さん、村上さんの意見も聞きたいとの提案があった。
③ 出席した環境アドバイザーから、スーパーアドバイザーの小林圭介さんの参加を要望、意見を参考に。
④ 小林スーパーアドバイザーの意見で、県は湖南地域の貴重な河畔林を残している。
ビオトープ 生き物の棲む場所
公園 語源のパークは「囲まれた自然」 狩猟林として残された自然を保護する場所。 例 国立公園
フォレスト 語源は狩猟林
吉川湖岸緑地の保護竹林は、昨年、県都市計画課と自然保護目的で竹林を造成地の中に残しました。
Posted by
グリーンワーク
at
22:15
│Comments(
0
)