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Posted by 滋賀咲くブログ at

花はどこへいった

2010年03月23日

桜の開花が平年より12日も早まった年。
あの年の春、沈黙したのは、身勝手な願いからだった。
センス・オブ・ワンダーを少し働かせれば、気付けることだったのに。

サトウキビから、プラスチック。
ダイズから、エタノール。
空から、黄砂。

乱暴な時代があった。
白鳥が言った、
「私たちを、迫害しないでください。」
「迫害することを正当化しないでください。」

路上に血が流れるとき、
レーチェル・カーソンを読んだ。
レイン・ドッグを連れて、雨の森に出かけた。

彼女は、横たわる河から、森に飛び立つとき、
一番大切な贈り物を用意していてくれた。
「ここに来てよかった。」

黄砂は化学工場に集められていた。



Posted by グリーンワーク at 06:20 Comments( 0 )

温暖化とエネルギー問題(よくある質問から)

2010年03月15日

京都議定書の頃は、温暖化が始まると、止められないと言われていました。
20世紀の間は、1.5℃以上の温度上昇は、危険だと考えられていました。
洞爺湖サミットの頃は、持続可能な経済には、3~4℃の温度上昇を容認と、経済側から主張されていました。
それに対して、IPCCは、『被害を最小限に留める』には2℃以下に抑える必要があると反論しました。
おそらく、1.5℃上昇して、ティピングポイントを迎えるまで、温暖化はエネルギー問題として、経済活動論議に終始するでしょう。

エネルギー問題は、今世紀半ばに、石油やウランが枯渇するオイルピーク問題から、次世代エネルギー開発が必要です。
次世代エネルギー議論は、温暖化問題と似ていますが、非なるものです。
なぜなら、温暖化問題は、未来の技術で解決できる時間的余裕がありません。
今ある技術で、今すぐ取り組まなければ、すぐに1.5℃になります。
1.5℃を超えると、グリーンランドの大陸氷の氷解による海面上昇など、被害が出ます。
最短の予測は2016年です。


オイルショック以降、日本は省エネに向かいましたが、EUなどは石油に頼らない方向に進みました。
日本は安い石油に依存できるから、省エネに向かったのでしょう。
石油価格は、日米が突出して廉価です。
このことが、温暖化対策に影を落としています。
安い石油に依存した(石油を燃やし続ける)省エネは、エネルギー問題であっても、温暖化問題ではないからです。
もうこれ以上省エネできない。
乾いた雑巾論。
経済ロジックの催眠術です。

グリーンワークは、一人でも多くの方が催眠術から覚醒することを願っています。
2016年以降、ティピングポイントで、経済はリセットされると考えています。



Posted by グリーンワーク at 19:23 Comments( 0 )

桜が咲きだしました

2010年03月13日

3月12日 野洲市新川の桜が咲きだしました。






彦根気象台の標準木は、
桜の開花が、平年より4.2日早くなっている。
今年は、さらに更新しそうだ。

ちなみに、カエデの紅葉は15.6日遅くなっている。

温暖化で、顕著に、夏が長く、冬が短くなっている。


Posted by グリーンワーク at 19:13 Comments( 0 )

アオサギの有精卵を確認

2010年03月11日

3月11日
吉川湖岸緑地のアオサギコロニーCで
アオサギの有精卵を確認。






あわせて、雛に餌を与えたペレット(ザリガニのはさみ。ペーストは前夜の雨で流れた。)も確認。






すでに、雛が育てられていることが分かった。

真冬の2月7日頃に、産卵を終えていたことが、確認できた。

彦根地方気象台加藤真司情報情報官によると
過去100年の平均気温の変化で、
近畿は1.74℃上昇、
滋賀県は、1.19℃上昇。

世界の平均気温が産業革命前より1.5℃上昇すると、
自然が再生できなくなる閾値を超える。


Posted by グリーンワーク at 22:47 Comments( 0 )

アオサギの産卵を確認

2010年03月09日

3月7日(日)朝
吉川湖岸緑地のアオサギのコロニーで
アオサギの卵殻を2個発見(コロニーCとコロニーDで)
すでに産卵していることを確認
すでに孵化しているか?無精卵か?は、今後の確認要


昨年、アオサギの卵殻を最初に発見したのは、3月25日
昨年より、18日早い産卵確認となる。

アオサギは、約4週間抱卵し、孵化後約6週間で、巣立つ。
孵化なら、逆算すると、真冬の2月7日頃に産卵していたことになる。
今年は、1月30日に繁殖地集まり出した。(平年は3月頃/昨年は2月2日)
今年、巣作りを確認したのは2月2日だった。

温暖化で夏が長く、冬が短くなってきている。
産卵行動の変化は、自然がバランスを崩し、再生出来なくなる序章と考えられます。




Posted by グリーンワーク at 09:57 Comments( 0 )