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Posted by 滋賀咲くブログ at

グリーン購入フォーラム2011 

2011年11月06日

グリーン購入フォーラム2011 
『持続可能な社会を支える、これからのエネルギーと私たちの選択』から、
講演は、環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏。

10月20日 長浜バイオ大学にて、滋賀県グリーン購入ネットワーク主催
 

滋賀県は、県民収入が全国で4~5位だが、
発電所立地県ではないにもかかわらず、電気の使用量は1~2位に位置している。
福島原子力災害を機にエネルギーを見直す時期に来ている。

福島原子力災害以前は、電力会社批判はタブー視され、間違った技術選択により、新エネルギーの普及が封じ込められて来た。

79年のスリーマイル島事故以降、日本だけが、原子力発電にまい進して来た。

福島原子力災害発生時、政府はパニック発生を理由に、無用の被爆をさせ、以降リーガルレスの状態に陥っている。

福島原子力災害発生後は、電力会社、経済界、経済産業省が、「停電が発生する。」というネガティブキャンペーンを敷いて来た。

欧米の再生可能エネルギー先進地での、40℃のお湯暖房や、薪ストーブなどの利用だけでも、オール電化に代替できる。

これから再生可能エネルギーの普及は、地域のオーナシップマネーをどう循環させるかに、かかっている。
なぜなら、青森県には200本近くの風力発電の風車が建っているが、地元出資の風車は3本しかない。
風力発電の売り上げはほとんど東京に還元される仕組みだ。
これでは、リスクを地方に負わせ、利益を大都市が受ける原子力発電と変わらない。

再生可能エネルギーを地域のオーナーシップで普及させ、地域で使う分を地域で発電すれば、発送電分離の政策転換を待つ必要がない。

福島原子力災害後、温暖化政策の中のエネルギー政策の位置づけが、エネルギー政策の中の温暖化政策に置き換わった。





Posted by グリーンワーク at 06:49 Comments( 0 )

夏日に冬鳥飛来

2011年11月06日

冬鳥飛来
冬鳥が琵琶湖に飛来をはじめた。

11月5日、日本の上空には夏の空気が入り込み、
京都では26℃の夏日だった。
沖縄では、熱帯夜が発生した。
桜など返り咲きが日本全国で発生している。
自然が再生できるバランスを失い始めている。

2016年頃、世界の平均気温は1.5℃上昇すると予測されている。
1.5℃上昇は、自然が再生出来なくなる閾値だ。
1.5℃上昇で、スバルなどの島嶼が水没をはじめる、後戻りが出来ないティピングポイントと考えられている。

2℃上昇は、人間が適応できなくなる閾値と考えられている。
COP15では、温度上昇を2℃以下にするという目標だけが採択された。
しかし、欧州危機や、イタリアのIMF監視下など経済危機で、
COP15は棚上げにされようとしている。

20年ぶりに11月の夏日。
IMFのネバダレポート。
今まで、言って来た通りになって来ている。

『花はどこへいった』

辺りの景色を見て、精神的なことを考える余裕がなかった。

温暖化は、既得権を守る保守とその経済をリセットする。
経済は富を数える道具でしかなく、自然を消費するだけだ。
まして幸せの尺度ではない。
「大洪水のとき、何を考えた?」
だが、経済の利害関係者は膨大で、
人々の好奇心を掻き立てても、激しい批判を受けた。
「子供のことよ。」
一生懸命積み重ねて来たことが一瞬に押し流されてしまう。
もはや、ゲリラ豪雨の時は過去の平和な時代だった。
海面上昇はずっと以前から始っていた。
情報は制限され、国民は誘導されていた。
「もう一度やり直せたら、ちゃんと終わらせたい。」

ここでなら家族一緒に暮らすことができる。
私たちがほしいものは、富ではない。
富は大洪水で押し流された。
ほしいものは、子供たちが安全で健やかに暮らしていける環境だ。
そのために、愛と平和が必要だ。




Posted by グリーンワーク at 06:43 Comments( 0 )