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Posted by 滋賀咲くブログ at

サミット

2008年06月26日

温暖化での温度上昇には3つの閾値があります。
1.5℃ 自然が再生できなくなる閾値
2℃ 人間が適応できなくなる閾値
2~3℃ 今の経済を持続可能な閾値
です。

昨年、IPCCは、温暖化が始まっていることを断定しました。
もう、温度が下がることはありません。
気温の上昇を2~3℃に抑える必要性あると言われています。
経済的に大きな損失が予測されるからです。
温暖化は、環境問題です。経済問題ではありません。
しかし、日本では11年間経済の議論をしてきました。
温暖化問題で、経済問題を議論している限り、世界は、IPCCのA1(高度成長社会)シナリオのままです。
A1シナリオでは、2016年に地球の平均気温は工業化以前より1.5℃上昇すると予測されています。
1.5℃は自然が再生できなくなる閾値です。
2℃は人間が適応できなくなる閾値と言われています。
1℃上昇は150km南下することと同じです。
サミットでは、2~3℃上昇が世界の合意となると考えられます。
1.5℃以上の気温上昇は、世界の終りが近づくことを意味します。
後戻りできない一歩です。
温暖化問題を国民が直接判断すべきです。



Posted by グリーンワーク at 23:44 Comments( 0 )