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Posted by 滋賀咲くブログ at

温暖化時計

2009年12月17日

「日本は単独でも25%削減の約束を守るべきだ。」パン・ギムン。
ついに、経団連や基幹労連が恐れていた一言が国連事務総長から世界に発せられた。

3年前、スターンレビユー(気候変動の経済)は、「温暖化は世界大戦級の損害を与え、GDPの20%を損失する。」と警告した。

IPCCは、「世界の平均気温の上昇を2℃以内に抑えないと取り返しがつかない。」と警告し、「2020年までに25%~40%の温室効果ガス削減が必要。」と主張している。
2℃を超えると人間がバタバタと死んで逝く。

世界の平均気温が1.5℃上昇すると、ティッピングポイントを迎え、人間が何%生き残れるかの状況になる。

環境省は、海面上昇で、「日本は最悪90%の砂浜面積を消失する。」と予測している。
その時、沿岸部の都市は水没する。

工場の海外移転で曳航されたノアの箱舟は、2012年に日本がIMFの管理下に置かれて以降、回航されなかった。
新しい町ノバフタへのゲートは閉鎖されたままだ。

死は、日常の中にある。
自然に死にたい。
ぼくが、兵士になってから、常に頭の中にある思いだ。

2000年代初頭、海水が酸性化しても、自然の警告に、誰も見向きもしなかった。
経済は、自然や地球に、所有の概念を持ち込み、大量生産・大量消費、都市の浪費は止まなかった。

太平洋戦争で、310万人の日本人が死に、それ以上のアジアの人たちが犠牲になった。
戦争は敗戦で終わる。
しかし、温暖化は200年以上続く。




Posted by グリーンワーク at 21:51 Comments( 0 )