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Posted by 滋賀咲くブログ at

桜の木満開の下で

2010年06月19日

昔、鈴鹿峠にも旅人が桜の森の花の下を通らなければならないような道になっていました。

県境から7km、公衆電話まで2.2km、パワースポット。

葡萄の蔦の下
岩盤から露出した白亜の岩頭

パワーストーン
自然環境保全課によって閉鎖されています。

自分をスローダウンさせてくれるもの。
森や生き物たちとの魂の交換を断たれ行き場を失い迷っている私たち。
大地の声を聞き、彼らを見つける所。
その心の声に耳を傾ける。


花の咲かない頃はよろしいのですが、(坂口安吾『桜の森満開の下で』)



Posted by グリーンワーク at 19:36 Comments( 0 )

桜の木満開の下で

2010年06月18日

昔、鈴鹿峠にも旅人が桜の森の花の下を通らなければならないような道になっていました。

雨上がりの森で

桜の枝にモリアオガエルの卵塊がいくつもぶら下がっていました。
足元には、2~3mmのオタマジャクシも。


ヤマカガシもやって来ました。
毒牙は奥歯にあり、飲み込む時に、毒牙がささる仕組みです。

水沢峠にて

食う食われるの循環と共存。
持続可能な自然環境が地球の未来に必要。
多様性を失えば、人類の危うさを感じる。


花の咲かない頃はよろしいのですが、(坂口安吾『桜の森満開の下で


Posted by グリーンワーク at 19:53 Comments( 0 )

桜の木満開の下で

2010年06月16日

昔、鈴鹿峠にも旅人が桜の森の花の下を通らなければならないような道になっていました。

鈴鹿の山桜はサクランボの季節になりました。


桜が満開の頃、渓谷を渡っていた鶯の声に変わり、
入梅して、野洲川ダム上流の渓谷にはモリアオガエルの鳴き声が響いています。
モリアオガエルは普段は森で暮らしていますが、産卵が近づくと渓流に降りてきます。

6月は、マムシの産卵の季節です。
生きることの反対は、産まれないことです。
死ぬことではありません。

花の咲かない頃はよろしいのですが、(坂口安吾『桜の森満開の下で』)




Posted by グリーンワーク at 21:30 Comments( 0 )

低炭素経済

2010年06月14日

私たちは、化石燃料に頼った生活を続けています。

1.オイルピーク
化石燃料は有限な資源で、40年後に枯渇すると試算されています。
2.温室効果ガス
化石燃料は二酸化炭素を放出し、地球温暖化を発生させます。

の問題に人類は直面しています。

1.オイルピーク問題は、新しい持続可能なエネルギーが必要です。
(1)今年、8月から、東京電力は山梨県で太陽光発電所の建設を始めると発表しました。
平成24年1月から営業運転を開始し、県内の3400家分の電力を賄い、5400tの二酸化炭素を削減する予定です。
(2)2010年4月10日 品川で『風力発電を考える全国集会』が開催されました。
風車が発生する低周波による外因性の自律神経失調症での機能疾患が深刻であることがアピールされました。

2.温室効果ガス
(1)日本の温室効果ガス排出の過半数は、上位200事業から排出されています。
産業から排出される二酸化炭素を大気中に放出させ温室効果ガスにさせない技術が必要です。
二酸化炭素回収貯留 (Carbon Dioxide Capture and Storage)
CCS技術とは、発電所や天然ガス鉱山など大規模な排出源で発生するCO2を、他のガスから分離・回収し、安定した地層に貯留したり、海洋に隔離することにより、CO2を大気から長期間隔離する技術をさします。

2006年10月30日から開かれたロンドン条約(海洋廃棄物の汚染防止を目的)の締結国会合で、投棄の例外としてCO2(二酸化炭素)を海底下の地層に貯留する改正案が採択されました。
 大気中へ排出されている地球温暖化ガスのうち、圧倒的に量の多いのがCO2です。世界で年間約250億トンの化石資源由来のCO2が排出されており、今後もその量の増加が懸念されています。温暖化対策としてCO2の排出抑制が急務となっていますが、その方策として、省エネルギー技術の高度化や未利用エネルギーの活用と並んで、化石資源由来のCO2を分離・回収して隔離・貯留する技術に期待が寄せられています。

(2)地球温暖化は、すでに始まっています。今日排出された二酸化炭素は30年後には温室効果ガスとなり、温暖化は200年続きます。この連鎖を止めることはできませんが、 大気中に充満した二酸化炭素を資源に変える研究がされています。
① 植物の光合成を利用して二酸化炭素をエネルギーにする技術。
② 二酸化炭素からプラスチックに代わる素材を作る。
③ 微生物を媒介して、二酸化炭素を天然ガスに変換。
などです。

温暖化を止めるには、未来の技術では間に合いません。
今ある技術で、今すぐ取り組まなければ、COP15採択された温度上昇を2℃以下に食い止めることは不可能です。
今日出した二酸化炭素は30年後に温室効果ガスになり、その温暖化は200年続きます。
今すぐ人類に出来ることは、省エネだけです。




Posted by グリーンワーク at 10:40 Comments( 4 )

花はどこへいった

2010年06月13日

PⅡに捧ぐ。
ピアノの伴奏に合せてテルミンがサンサースの『白鳥』を演奏している。

2年前のことだけど、もうずいぶん前のことのように思える。
彼は、命には限りがあることを知っていたから、逆算で考えていた。
未来は、覚悟が出来ているかで決まる。

エネルギー開発のダム建設は、捕虜を使って始められた。
多くの殉死者を出した。

今夜、殉死した40人のパートがある合唱がダムサイトに響いた。
美しいハーモニーのインノミネの合唱の後、彼女はピアノに向かった。
野奏曲。
PⅡへの鎮魂歌だった。

ダム湖に風が吹き抜けた。
「テルミンが聞こえたかい?」
彼女は、白鳥の湖の国からやって来た。
「いつも隣で、笑っていたかった。」
君に会うまでは、マリーアを知らなかった。

マリア像がダム湖に沈められた。
「翼を休めて下さい。」
白鳥は海を渡ってやって来る。


Posted by グリーンワーク at 06:58 Comments( 0 ) 近未来小説