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Posted by 滋賀咲くブログ at

+1.5℃

2008年05月22日

昨年、IPCCは、温暖化がはじまっていることを断定しました。
20世紀の100年間で、地球の平均気温は0.7℃上昇したと言われています。
温暖化は、それ以上に温度が上昇すると予測されています。
具体的には、IPCCの断定があった昨夏は、盆過ぎに各地で熱射病の死者がでるほど
高温となり、9月下旬まで夏日が続きました。
夏が長く、冬が短いという温暖化の特徴が、すでに断定初年で現れました。
今夏は、昨夏以上に暑くなると予測されています。
やがて、ヨーロッパのように熱波で、一夏に何万人も熱射病になり、何百人もの死者を
出すと思われます。

京都議定書は、「自然のバランスが崩れない」前に、人間活動からでるCO2の量を減らすことを
目標にしていました。
しかし、すでにグリーンランドの氷が溶けて、大洋ベルトコンベアが停止する危機にあり、
ツンドラが溶けて、CO2の23倍もの温暖化効果がある、メタンガスが大気中に放出されています。

環境経済学者が提案する「炭素税」や、「炭素市場」で、どれだけお金を払えば、ツンドラは氷解を
止めて、メタンガスの排出をやめてくれるのでしょうか?
南極や北極を凍らせる巨大な冷蔵庫を作れても、膨大なエネルギー消費が温暖化を加速させるだけです。


Posted by グリーンワーク at 23:02 Comments( 0 )