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Posted by 滋賀咲くブログ at

六ケ所村ラプソディ

2008年07月20日

六ケ所村ラプソディに行ってきました。
4名のグリーンワーカが来てくださいました。
手持ちのチケットが無駄にならず助かりました。
ありがとう。






鎌仲監督はNHKなどでドキュメンタリーを制作されてきましたが、
TVなどのメディアでは、伝えられない現実を打破するために映画をはじめられました。
六ケ所村ラプソディは、全国400か所で自主上映されてきています。
今回の県立大での上映は、以前米原で六か所村ラプソディを見た主婦のグループと
県立大学に映画館を作る学生グループが上映会を開きました。
有機野菜のホームディバリなどを通じたいくつかの主婦のネットワークが上映を通して結びついています。

洞爺湖サミットで、日本政府は原発シフトを表明し、東南アジアなどへの技術移転も表明しました。
地球温暖化を追い風にCO2を出さない安全安心な原発をTVCMなど流しています。
原発は核反応で出る熱で、蒸気タービンを回し電気を作っています。
その熱の2/3は冷却水とともに海に捨てられ、
毎秒70tの海水を7℃も上昇させています。
その水蒸気は、CO2と同じ温室効果があり、結局温暖化をもたらしていることをメディアは伝えていません。
脱原発脱石油の政策を進めるスエーデンでは、体温を利用したソーラパッシブハウスなど、
エネルギー利用にマイナスの発想が必要と監督はおっしゃっています。
監督は現在スエーデンと山口の祝島原発を取材しています。

六ケ所村核再処理工場は、地下に活断層が見つかったことと、
猛毒の高レベル核廃棄物をガラスに閉じ込める技術が実用化できないため、
昨年の開業を(13回目の)延期しています。

原発を国策とする日本では、原発建設には税金が投入され、技術的には問題があっても
電力会社はもうかるので、建設を先行させていると監督はおっしゃっていました。

六ケ所村ラプソディのDVDを買ってきたので、お貸しします。
是非、ご覧ください。




Posted by グリーンワーク at 02:51 Comments( 0 )