グリーンワーク
昨年竹林を伐開した更地(今年度工事区域)に発生した植生と生息する生き物を観察しました。
昨年の工事説明会で、県都市計画課と、今年度工事までに、植生と生き物を観察すると約束した記録を報告します。
昨年の竹林伐開後、森林棲の大型蝶クロコノマチョウ(ジャノメチョウ科)を吉川湖岸緑地で観察できなくなりました。
吉川湖岸緑地から、クロコノマチョウは消滅したと考えられます。
1 伐開地(更地)
① 植物が生えだしたのは、主に初夏以降でした。
② アメリカセンダングサなど、田畑の雑草が中心に植生が回復しました。
③ キツネやタヌキなど巣穴を提供しました。
④ 窪地に水たまりが形成され、水辺のマコモが生え、ギンヤンマが産卵しましたが、8月の猛暑で乾燥干上がりました。
2 残土地(樹木保存区画)
① 竹林内に残された種子を発芽させる目的で、高木周辺に残土を集めました。
② 春先から、ウバユリ、ホウチャクソウなどユリ科植物が多数発生しだしました。
③ 梅雨期以降、ヒメムカシヨモギや、ヨウシュヤマゴボウなど背高の雑草に覆われてしまいました。
雑草がイシガメの隠れ家(住処)になっています。
④ 保存された樹木は、竹林内で生育してきたため、伐開後、周囲の支えを失い、傾き出した木が3~4本あります。
半倒木のイヌビワは、8月に結実し、メジロなどの餌となっています。
⑤ 立たせるのが無理なら、このまま保存してください。
3 残竹林区画
① 更地周辺の竹林
② 植生は、マダケとハチク中心で、光が当たらにため下ばえはほとんどありません。
③ ニホンアカガエルなど、中主町ではおそらく唯一の生息地となっています。
④ チョウトンボやマルタントンボなど中主町では希少な生き物が残っています。
⑤ キジなど野鳥の繁殖地を提供しています。
グリーンワークは、吉川湖岸緑地で、パークサポータとしてレンジャー活動をしながら、
温暖化時計(自然が再生出来なくなる過程の観察)の滋賀県地球温暖化防止活動推進員活動を続けています。
昨年の工事説明会で、県都市計画課と、今年度工事までに、植生と生き物を観察すると約束した記録を報告します。
昨年の竹林伐開後、森林棲の大型蝶クロコノマチョウ(ジャノメチョウ科)を吉川湖岸緑地で観察できなくなりました。
吉川湖岸緑地から、クロコノマチョウは消滅したと考えられます。
1 伐開地(更地)
① 植物が生えだしたのは、主に初夏以降でした。
② アメリカセンダングサなど、田畑の雑草が中心に植生が回復しました。
③ キツネやタヌキなど巣穴を提供しました。
④ 窪地に水たまりが形成され、水辺のマコモが生え、ギンヤンマが産卵しましたが、8月の猛暑で乾燥干上がりました。
2 残土地(樹木保存区画)
① 竹林内に残された種子を発芽させる目的で、高木周辺に残土を集めました。
② 春先から、ウバユリ、ホウチャクソウなどユリ科植物が多数発生しだしました。
③ 梅雨期以降、ヒメムカシヨモギや、ヨウシュヤマゴボウなど背高の雑草に覆われてしまいました。
雑草がイシガメの隠れ家(住処)になっています。
④ 保存された樹木は、竹林内で生育してきたため、伐開後、周囲の支えを失い、傾き出した木が3~4本あります。
半倒木のイヌビワは、8月に結実し、メジロなどの餌となっています。
⑤ 立たせるのが無理なら、このまま保存してください。
3 残竹林区画
① 更地周辺の竹林
② 植生は、マダケとハチク中心で、光が当たらにため下ばえはほとんどありません。
③ ニホンアカガエルなど、中主町ではおそらく唯一の生息地となっています。
④ チョウトンボやマルタントンボなど中主町では希少な生き物が残っています。
⑤ キジなど野鳥の繁殖地を提供しています。
グリーンワークは、吉川湖岸緑地で、パークサポータとしてレンジャー活動をしながら、
温暖化時計(自然が再生出来なくなる過程の観察)の滋賀県地球温暖化防止活動推進員活動を続けています。
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18:54
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