気候変動(山本良一東大名誉教授の講演)
今年は、エルニーニョ(ペルー沖)に続く、ラニーニャ(インドネシア沖)の発生で、偏西風の蛇行が続き、上空の気温が2週間遅れで推移しているため、「暑さ寒さも彼岸まで」を越して、10月8日の寒露まで、夏日が続く(森田天気予報士)。
温暖化が始まっているので、2003年の熱波以来、夏が長く、冬が短くなる傾向は地球規模で続いている。
この暑さは、来年も、未来も続き、年々悪化して行く。
われわれのライフスタイルは、地球に優しいエコではいられなく、より快適をもとめて身近な自然からも更に遠ざかって行く。
気候変動は熱波だけではすまない悪循環に陥っている。
山本良一東大名誉教授の講演を紹介する。
滋賀県と滋賀県グリーン購入ネットワーク主催の講演会
『地球温暖化と低炭素社会への選択』(演者 山本良一東大名誉教授)
日本のマスコミは、あえて温暖化を言わない。
気候は、統計変動の領域。
気象は、その時、その時の刹那的現象。
日本人は、論理性に乏しく、科学的合理性を受け入れるのが苦手。
メディアに流されている。
日本政府も沈黙。
気候変動のポイント
① 北極の氷が夏期に消滅するのは2013年頃。
北極は太陽光を反射する氷りの鏡を失い、海水温の上昇が激しくなる。
② グリーンランドの氷床消滅がカウントダウンに入った。
今年8月、とうとうマンハッタンの4倍に当たる巨大氷河が大西洋に流れ出した。
海面上昇が始まる。
③ 1.5℃上昇は、最短で2016年頃。
ツバルなど島嶼国が水没。
沿岸都市も浸水の危機。
100万種の自然種が絶滅。
④ 人間が適応出来なくなる2℃上昇は最短で2028年。
人間はシェルターのような都市でしか暮らせなくなる。
シェルターで暮らせる人の選別が10年以内に始まる。
大量難民、飢餓人口の増加で起こる気候戦争への備えが欧米で始まっている。
⑤ アンデス氷河の消滅で地球の肺アマゾンの乾燥が2030年頃。
2030年までに森林面積の60%を消失。
⑥ 2060年頃に4℃上昇の可能性。
今月ケンブリッジ大学で、4℃上昇の温暖化地獄を検討するタスクフォースが立ち上がった。
温暖化が始まっているので、2003年の熱波以来、夏が長く、冬が短くなる傾向は地球規模で続いている。
この暑さは、来年も、未来も続き、年々悪化して行く。
われわれのライフスタイルは、地球に優しいエコではいられなく、より快適をもとめて身近な自然からも更に遠ざかって行く。
気候変動は熱波だけではすまない悪循環に陥っている。
山本良一東大名誉教授の講演を紹介する。
滋賀県と滋賀県グリーン購入ネットワーク主催の講演会
『地球温暖化と低炭素社会への選択』(演者 山本良一東大名誉教授)
日本のマスコミは、あえて温暖化を言わない。
気候は、統計変動の領域。
気象は、その時、その時の刹那的現象。
日本人は、論理性に乏しく、科学的合理性を受け入れるのが苦手。
メディアに流されている。
日本政府も沈黙。
気候変動のポイント
① 北極の氷が夏期に消滅するのは2013年頃。
北極は太陽光を反射する氷りの鏡を失い、海水温の上昇が激しくなる。
② グリーンランドの氷床消滅がカウントダウンに入った。
今年8月、とうとうマンハッタンの4倍に当たる巨大氷河が大西洋に流れ出した。
海面上昇が始まる。
③ 1.5℃上昇は、最短で2016年頃。
ツバルなど島嶼国が水没。
沿岸都市も浸水の危機。
100万種の自然種が絶滅。
④ 人間が適応出来なくなる2℃上昇は最短で2028年。
人間はシェルターのような都市でしか暮らせなくなる。
シェルターで暮らせる人の選別が10年以内に始まる。
大量難民、飢餓人口の増加で起こる気候戦争への備えが欧米で始まっている。
⑤ アンデス氷河の消滅で地球の肺アマゾンの乾燥が2030年頃。
2030年までに森林面積の60%を消失。
⑥ 2060年頃に4℃上昇の可能性。
今月ケンブリッジ大学で、4℃上昇の温暖化地獄を検討するタスクフォースが立ち上がった。
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グリーンワーク
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