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Posted by 滋賀咲くブログ at

国策の行方 上関原発計画の20年

2010年10月31日

一連の取材をとおして、思い知らされたのは、原発立地手続きの『責任所在のあいまいさ』だ。
電源開発分科会への計画上程の根拠について、国は『地元意見を代表する知事から同意をもらった。』と言い、同意した知事は『国策だから協力する。責任は国にある。』という。
電力会社は、『国の方針』を言いたがる。
数百億の公金を投入され、住民の賛否が割れている立地手続きが、責任のたらい回しのような形で進んでいいのだろうか?

瀬戸内に面する漁業の町、山口県上関町が原発予定地に名前が挙がったのは1981年9月だった。
今に続く原発推進の「国策」が全面化した時期だった。
1979年のスリーマイル事故は、経験していたが、1986年のチェルノブイリ事故はまだまだ先の時期だった。

朝日新聞山口支局 2001年



Posted by グリーンワーク at 07:06 Comments( 0 )

原発推進派が9議席獲得で圧勝 山口県上関町議選

2010年10月31日

中国電力の上関原発建設計画を争点とした山口県上関町議選(定数12)が14日、投開票され、推進派が9議席を獲得し圧勝。妨害派は議席を減らし3議席にとどまった。投票率は90・24%。

改選前の構成は推進派9人、妨害派4人、欠員1人。今回から定数が2減となり、推進派11人、妨害派6人の計17人が立候補していた。

昭和57年に計画が浮上してから7度目の選挙だが、町議会は推進派が一貫して過半数を占めてきた。妨害派は実現性の低い原発に頼らない町づくりや自然環境の保護を訴えたが、議席を伸ばせなかった。

中国電力は昨年12月、国へ原子炉設置許可申請を提出。1号機を平成24年に着工、30年の運転開始を目指している。



Posted by グリーンワーク at 07:04 Comments( 0 )