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Posted by 滋賀咲くブログ at

鳥インフルエンザが流行しています

2011年01月27日

温暖化で、感染症の拡大と、食糧問題が顕著化します。

人類の歴史は、飢える前に、奪う。

気候戦争が始まると、条約も、会議も、意味を持ちません。
アジアでは、水争いから印パの核戦争、食糧不足から中国の内戦が懸念されています。

フラワーピープルと、フラワーチルドレンの物語。
白鳥の歌となる「花はどこへいった」を連載しています。
渡河点を探すプラントハンター(植物学者)と、プラトーンリーダ(歩兵小隊長)。
バタフライ効果。
過去の小さな出来事が、未来を大きく変えます。

2016年2月、真冬の夏日、ぼくは兵士だった。



Posted by グリーンワーク at 22:13 Comments( 0 )

第177 通常国会施政方針演説

2011年01月25日

第177 通常国会
菅総理大臣 施政方針演説

環境税と自然エネルギーの導入を決めました。

環境税(かんきょうぜい、environmental tax)
環境負荷の抑制を目的とし、かつ、 課税標準が環境に負荷を与える物質に置かれている税である。温室効果ガスの抑制のため に化石燃料に課税をする環境税は、炭素税という。

炭素税
化石燃料の価格を、税により引き上げることにより、その需要を抑え、さらには、その税収を環境対策に利用することにより、地球温暖化の原因である二酸化炭素 (CO2) 排出量を抑えることを目的としている。

前原外務大臣 外交演説

環境と、気候変動の国際的取り組みに役割を果たします。

気候変動
世界は温暖化を気候変動として認識しています。
日本では異常気象として表現されて来ましたが、政府は初めて気候変動と認識しました。
異常気象は一年ごとの現象、気候変動は毎年続きます。
現在の気候変動は海水温の上昇により、偏西風の流れが変わったことに起因しています。
海水温の上昇で、サンゴの北限が鹿児島から、長崎へ移動しています。
2016年ころ、夏の北極海から氷が消えると予測され、後戻りできないティッピングポイントと考えられています。




Posted by グリーンワーク at 10:38 Comments( 0 )

花はどこへいった

2011年01月23日

19
「おじちゃんは、わたしとママのパパになってくれるんでしょう?」

ルーシーは、懸命にプライドを守ろうとしていた。
その繊細で、無邪気な顔に塗りたくったメークは、まるで仮面だった。
誰も気付かないけれど、仮面の下は15歳で止まっている。

「私たちは、パートナーよ。」
ダイヤの指輪を贈った。

「パパになってくれたら、悲しんでばかりいたわたしとママを笑わせてくれるのでしょう?」
その距離、およそ5m。
安重根は居場所を探していた。

「東方を征服せよ。」
鳥の聞きなしだった。
満開の桜と、白鳥が同居している。
春なのに、西高東低の冬型が来ることを、白鳥は知っていた。
田舎暮らしを続けてきたルーシーは17歳で転機を迎えた。

「ぼくの背中にも羽が生えるぞ。」
空耳が聞こえて来た。




Posted by グリーンワーク at 21:43 Comments( 0 )

花はどこへいった

2011年01月23日

23
ダム湖のカテドラルに、PⅡは一ヶ月しかいなかった。
世の中とまっとうに向き合い、破滅の引き鉄が弾かれたから。
そばに寄り添っていてほしかった。

季節の花が思い出せない。
沈黙の春だった。
『あの男は気に食わない。』の一言で、試練に立たされていく。

あるはずがない処に、大聖堂はあった。
思想が道標となった。

月灯りが露地を燈した。
どこの街角でも、コーラスが唄っている。
電気を使わない音楽会。
音楽はすべてライブだから、演奏が終わると月夜に消えて行く。

「ひょっとして、彼女は音楽の勉強をしているのではないだろうか?」
飲んで、食べて、陽気に恋する人たちがいた。

春告げ鳥。
彼女は、ダム湖に浮かぶ小舟に立っていた。



Posted by グリーンワーク at 21:43 Comments( 0 )

花はどこへいった

2011年01月21日

16
その夜は、満月だったが、
どこにもたどり着けそうにない夜だった。
それでも、自分の弱さも知らないままに旅立とうとしていた。
『彼は結婚している人。』
そう言い聞かせて、
人を好きになったことを誇らしく思うことにした。

「また、いつか、どこかで会いましょう。」
誰も気付かないけれど、この胸は泣いている。

月光のグラデーションを浮かべたダム湖に立っていた。
風景を残して置きたかった。
『女の人は時々強く抱きしめられなければだめだ。』と、そんなことを考えながら、体をまかせた。
彼は長い指で私の髪に触れた。
人は肌で感じて、変わっていく。




Posted by グリーンワーク at 22:44 Comments( 0 )