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Posted by 滋賀咲くブログ at

吉川湖岸緑地の残存種保護

2009年07月01日

吉川湖岸緑地には、オカトラノオが3群落ありましたが、都市公園化の工事で消滅しました。
他にオカトラノオは公園内の竹の疎林にわずかに残っていました。
当時の県の都市公園課と相談し、3年前から育成林内に残存した株をこの疎林に移植しながら、30株ほどに増やして来ました。
しかし、最近の草刈で、除草され、今は2株だけしか残っていません。
残念ですが、遺伝子的にも吉川で自生していた種はほぼ壊滅状態となりました。
おそらく中主でも最後の2株です。
このことについて、意見や質問をいただきまいた。

>グリーンワークスは、指定管理者や、造園関係の研究会と協議のうえ、
オカトラノオの疎林を自主的に管理することにしました。

ある意味で公認されたということですので、この選択はよかったのではないで
しょうか。
頑張ってください。
土手のオニグルミの近くにオカトラノオがたくさん咲きました。
刈られてばかりですが今年は大きくたくさん咲いたので嬉しいです。

グリーンワークス
①指定管理者と県都市計画課とは、オカトラノオを育成している疎林を「観察地」の指定にし、保護していくことを5月に決めました。
②指定管理者から除草を請け負っている造園関係の研究会の方にも、協力をお願いし、疎林周辺のオカトラノオを確認してくださるよう直接お願いしましたが、聞き入れていただけず、6月に指定管理者と研究会とグリーンワークスとの3者で現場確認するまでに、不幸なことに2度の除草が実施され、2株を残して、刈り取られてしまいました。
③吉川湖岸緑地は、「ふるさと自然をテーマにした都市公園」です。
芝生の多目的広場以外に、育成林やビオトープは吉川の自然を残していく場所です。
ビオトープ(生き物が棲む場所)を除草しすぎる野草だけでなく、虫やカエルにキツネ、タヌキといった生態系・多様性を失います。
④2株のオカトラノオをどう増殖していくか、研究会の方にも協力していただきたです。

⑤現在の工事地から、新たに2種を移植して、管理者や県の許可で保護をはじめました。
管理者が代わるごとにオカトラノオの不幸を繰り返さないことを願っています。

⑥グリーンワークスが開催している「緑地を歩こう」などに多くの市民が参加して、自然観察をしていただければ幸いです。
グリーンワークスは、「温暖化時計」(2016年までに自然が再生出来なくなる過程の観察)など、吉川湖岸緑地を温暖化のテーマパークにする活動を続けています。


Posted by グリーンワーク at 23:52 Comments( 0 )

チームそばさん

2009年07月01日

メールありがとう。

HPも拝見しました。
京滋の学生さんのグループで活動されているのですね。

ぼくも、安曇川は、以前ビオトープ作りでよく足を運びました。

エコツアーという言葉がまだなかったころ、地域振興で、「里山案内人養成講座」(高島地域振興局)がもようされ、
その卒業生で「湖西里山会」として活動していました。
卒業生といっても、中高年が主体でしたが、今も、高島でエコツアーや、自然観察会、そば作り、など個々にも頑張っています。
高島は魅力的なところです。

ぼくは、環境省環境カウンセラーに登録したことを契機に活動を地元の野洲市(元中主町)ではじめました。
地球温暖化防止活動推進員として活動をしています。
当初は、温暖化の被害は今の子供たちが大人になったころに深刻化すると考えていました。
環境問題の遠因は無関心。
地球環境問題は快適を求め自然から遠ざかっていることに起因していると考え活動をはじめました。

①温暖化時計(自然が再生できなくなる過程の観察)
②コミュニティガーデン(大豆栽培から味噌つくり)
③プレーパーク(森の遊び場)

昨年来、COP15では日本は30%程度のCO2削減の中期目標が必要と考え、
大量生産・大量消費を見直す目的で、「都市に農村を宅配」を提案し、『ガーデンエタノールコミュニティ』で「都市でも食料やエネルギーの自産自消」を呼びかけています。





チームそばさんは、農学部の学生さんですか?
サツマイモとキクイモからエチルアルコールを醸造してくれる醸造家をさがしていますが、まだ、見つかっていません。
もし、大学などでエタノールに取り組んでおられる方がおられれば教えていただけませんか?

よろしくお願いします。



Posted by グリーンワーク at 04:15 Comments( 0 )